真面目に性能を語ってみます。
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成田です。
先日のブログで、HEAT20については・・・
ということを書いてしまったので、
今日は、まじめに家づくりについて語ります。
長くなるかもしれませんので、お飲み物をご用意ください。。
さて、まずHEAT20についてですが、
住まいのウチイケは賛助会員として参加しています。
「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」
の略称です。このHEAT20が提案しているのが、
G1,G2という二つの断熱グレードなのですが、
住まいのウチイケの主要エリア室蘭・苫小牧地区の2地域を例にすると、
平成28年省エネルギー基準(公的基準といったらいいでしょうか…)が、
外皮平均熱還流率UA値0.46
HEAT20推奨基準(民間基準)
G1で、0.34
G2で、0.28
になります。UA値は小さいほど性能が良いと判断できる(条件により)ので、
かなり、高い水準が求められているわけです。
賛助会員の方々は、難なくクリアできる水準ですが、
実際には、まだまだ性能を考えない住宅建築が多いのが現状です。
そんな中、次の基準は?
という、意見交換会での話がありました。
私の個人的意見としては、早く作ったほうがいい。
なのですが、理由は簡単です。
テレビなどでもそうですが、新しい技術で作ったものが発売され、
それに追随するように、全体のレベルが上がると持っているからです。
ZEH(ゼッチ)が、今年は何となく浸透してきているような気配の中、
当社施工(これからですが)の図面を見ていて思うことがあります。
性能が悪い家は、部屋を細分化することでエネルギー量を減らしたり、
給湯機などに高性能な設備を投入するのですが、
住宅としての性能。つまり、居住性が考慮されなくなってしまうことがあります。
意見交換会でもこの点で、近畿大の岩前先生が発言されていましたが、
工業的な性能は、あって当たり前の時代がすぐそこに来ていると思います。
住まいのウチイケは、十数年前からそういう考えなので、
ZEH住宅のプランが、多種多様というか、個性があるというか、
1つとして同じものがありません。
エネルギー的に不利な、吹き抜けがあったり、
玄関からリビングまで開放的なプランだったり。
2階にセカンドリビングというのもありますね。
申請書を作成する際には、大変な思いをしますが、
これが、これからの住まいづくりになっていくのではないでしょうか。
お客様は、性能が当たり前にあるからこそ、間取りに集中できる。
家族が住みやすい家がどんなものなのか。
ゆっくりと考えることができるような気がします。
住宅性能と健康についても研究結果が出てきている中、
経済的で、健康的で住みやすい家の追求が、これからもっと進んでいきます。
デザインだけで選ぶ、性能だけで選ぶ時代が終わりそうです。
私たちももっと、広い視野で勉強をしなければいけません。。
住宅購入者向けのパンフレットもありますので、
簡単なところから、豊かな家づくりのスタートをしていただければと思います。
http://www.heat20.jp/HEAT20_pamph2018.pdf
クリックでパンフレットPDFがダウンロードできます。
なんだかうまく書けていませんが、長すぎるのでこれでやめときましょう。
今回始まったHEAT20表彰制度の様子。
書類提出の時間が取れず、、、ということで、
賞をいただくことができませんでしたが、
次に向けて、毎月業務としてHEAT20ラベル発行作業をしたいと思います。
誰か、お手伝いお願いいたします。。
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室蘭、登別、伊達、苫小牧の新築・注文住宅は住まいのウチイケ。
省エネルギー性能の優れた住宅を提供、リフォームも対応しています。
モデルハウスも常時見学可能ですのでお気軽にどうぞ。
住まいのウチイケ http://www.uchiike-home.co.jp